あなたは、イノシシに乗った神様を知っていますか?
珍しいですよね。でも、本当にいらっしゃるのです。
今まで仏閣のほうはあまり訪問していなくて、知識不足で私も知らなかったのですが
この神様は開運・勝利のご利益があるとのことで戦国武将の中には、
信仰していた人もいたそうです。
そんなイノシシに乗った神様に会ってきました。
建仁寺・禅居庵へ訪問してきました
建仁寺・禅居庵-摩利支天堂 にいらっしゃいます。
開運と書かれているのが、ご利益ありそうな雰囲気がします。
建仁寺禅居庵・摩利支天堂はどのようなところ?
ここのお寺は臨済宗・建仁寺派の塔頭の禅居庵といい、その一部である
摩利支天堂とよばれるところです。(禅居庵は非公開でみることはできません)
創建は鎌倉時代末期、元弘3年(1333年)。
正澄禅師<中国・福建省の生まれで建仁寺第23代住持(住職のこと)>が
退隠して、のちに遷化(高僧が亡くなること)された場所に建てられたお堂です。
日本には他にも摩利支尊天を祀るお寺があり、金沢の宝泉寺、東京上野の徳大寺、
そして建仁寺・禅居庵の3つの摩利支尊天を『日本三大摩利支天』とよばれています。
陽炎の神・摩利支天とはどんな神様?
摩利支天は仏教の守護神、護法神となったものを総称した天部(弁財天や大黒天など)の
うちの1つでもあり、語源となるサンスクリット語で陽炎を意味する
Marici(マリーチ)は太陽や月の光線を意味したもの。
陽炎を神格化した開運と勝利の女神なのですが仏像はのちに男神像も
造られるようになったそうです。
摩利支天はイノシシに乗った神様なので、眷属(神様の使者)が
イノシシになっているのでしょうね。
残念ながら、摩利支天堂の本堂の撮影は「おことわり」となっていたので
撮影しておりません。
摩利支天堂をくるりと探索しました
【手水場】
水が出てくるところもイノシシなんですね。
なかなか珍しい、手水場です。
【摩利支天堂】
【摩利支天堂の横にある香炉】
線香に火をつけて香炉に立てるところですが、なんと・・・奥には
たくさんの小さなイノシシたちが。あとでわかりましたが、このイノシシたちはおみくじ
だったのです。
【境内内にたくさんのイノシシたち】
【境内内に祀られているお堂】
建仁寺・禅居庵-摩利支天堂の情報です
名 称 | 建仁寺塔頭・禅居庵(摩利支天堂) |
---|---|
住 所 |
〒605-0811 京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町146 |
T E L | $00A0075-561-5556 |
休 日 | $00A0年中無休 |
参 拝 時 間 | $00A09:00~17:00 |
ア ク セ ス |
最寄り駅 京阪・祇園四条駅、徒歩7分または阪急・河原町駅、徒歩10分。
・JR京都駅から市バス$00A0 86・100洛バス・106・110・206・ 臨(楽洛東山ライン)系統 に乗り、「清水道」下車、徒歩10分 ・JR京都駅から市バス$00A0 86・206・臨(楽洛東山ライン)系統に 乗り、「東山安井」下車、徒歩7分。 ・その他の方面から市バス$00A0 31・46・106・201・203・207・ 80・86・臨(楽洛東山ライン)・ぎおんよるバス系統に乗り、 四条京阪前下車、徒歩7分。
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地 図 | |
駐 車 場 情 報 | ございません |
公式ホームページ | $00A0http://zenkyoan.jp/ |
主 な 御 本 尊 | $00A0$00A0 摩利支尊天 |
寺 院 内 の 他 の 仏 様 |
小松地蔵尊・三光威徳天・その他不明のお堂あり |
ご 利 益 | 開運・勝運 |
建仁寺・禅居庵-摩利支天堂へ訪問してみて
大きな敷地ではないのですが、いろんな所に様々なイノシシの姿を見られるところです。
摩利支尊天はイノシシを眷属として7頭のイノシシに坐すことから、亥年生まれの方の
守護神であり亥年生まれの方はご利益倍増というお話もチラホラと。
また、毎年10月20日の日は清拙正澄禅師の法要時に
秘仏の摩利支尊天像の御開帳があります。拝見したい方はこの日にあわせて
お出かけ下さい。
祇園四条の近くにお出かけの際はぜひ、訪れてみて下さいね。
このブログを読んでくれたあなたに
幸運が引き寄せられて
良いことたくさん起こりますように (^_-)-☆
最後まで読んで下さって
ありがとうございました
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